阿蘇山の噴火警戒レベル 2に引き上げ 気象庁[2019/04/14 14:55]

 気象庁は14日、熊本県の阿蘇山で小規模な噴火の可能性が高まっているなどとして、噴火警戒レベルを「1」の「活火山であることに留意」から「2」の「火口周辺規制」に引き上げました。

 これまで阿蘇山の噴火警戒レベルは「1」で「活火山であることに留意する」でした。気象庁によりますと、午後1時半ごろから火山性微動の振幅がやや大きい状態が続き、火山ガスの放出量も12日から多くなっているということです。そのため、警戒レベルを「火口周辺規制」の「2」に一段階、引き上げました。中岳の第一火口では小規模な噴火の可能性があり、約1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒が必要だということです。

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