日本の温室効果ガス排出量が4年連続で減少 環境省[2019/04/16 23:31]

 環境省は二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が4年連続で減少したと発表しました。

 環境省によりますと、2017年度に排出された温室効果ガスは12億9200万トンで、前の年度から1.2%減少しました。再生可能エネルギーの普及や原発の再稼働で、電力由来のガスの排出量が減ったことが主な要因で、4年連続の減少です。一方、エアコンなどに使われ、高い温室効果を持つHFCと呼ばれる代替フロンの排出量は5.4%増えて230万トンでした。政府は温室効果ガスの排出を2030年度までに2013年度に比べ、26%に減らす目標を掲げています。原田環境大臣は「目標達成に向け、相当な政策の強化が必要」と述べました。

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