小学校「教科担任制」検討 教師の働き方改革も視野[2019/04/18 05:55]

 文部科学省は教師の働き方改革などを進めるため、小学校での「教科担任制」の導入の検討を始めました。

 文科省は、小学校での授業について学級担任ではなく専門の教師が教える教科担任制の導入などについて、中央教育審議会で議論するよう求めました。来年度から5、6年生で英語が教科化されますが、教育の質の確保とともに教師の負担軽減を図るのが狙いです。小学校では現在、英語や音楽を専門に教える教師などを除き、学級担任がほぼすべての教科を教えるケースが多いということです。文科省は来年末ごろまでには中教審から答申を受け、関連法制を整備して実現を目指すということです。

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