旧優生保護法巡り医学と法律を検証 日本医学会連合[2019/04/18 09:54]

 旧優生保護法のもとで障害者らに不妊手術が行われていた問題を巡り、日本医学会連合は医学が法律などに及ぼした影響について検証を始めました。

 日本産科婦人科学会などが加盟する日本医学会連合は旧優生保護法による不妊手術が社会的に問題になったことを受けて、様々な分野の12人の専門家からなる検証委員会を初めて開きました。委員会は過去の事例として戦前には遺伝的な考えから障害者に不妊手術をすることが世界全体であったとしたうえで、日本の学術界全体として倫理的にどうすべきだったかということを検証します。委員会は今後、障害者や専門家から話を聞いて半年で声明を出す方針です。

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