“辺野古”別の港から埋め立て用土砂搬出…市民反発[2019/04/25 11:52]

 沖縄県名護市辺野古のアメリカ軍基地建設で政府は25日、新たに別の港からも埋め立て用土砂の搬出作業を始めました。先の衆議院補欠選挙で反対派が勝利するなか、改めて強い姿勢を示した形です。

 土砂の搬出作業を始めたのは沖縄県本部町の本部港です。予定は午前7時半からでしたが、抗議する市民らが土砂を積んだトラックを取り囲むなどしたため、作業は遅れています。本部港は去年の台風で岸壁が壊れ、今年3月に復旧したばかりです。知事選挙、県民投票に加え、先の衆議院沖縄3区の補欠選挙でも辺野古反対派が勝利していて、作業の開始には地元の反発が強まりそうです。

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