日本陸上界の名監督・小出義雄さんの葬儀が営まれました。
「褒めて育てる」指導で選手の才能を伸ばした小出さん。日本女子マラソン史上、初めてオリンピックで金メダルを獲得した弟子の高橋尚子さん(46)が弔辞を述べました。
シドニー五輪金メダリスト・高橋尚子さん:「最後は泣くな。笑っておくれよ。そう言われました。私もあしたからは笑顔で前を向きます。人を大切にすること。周りに感謝をすること。そして走る楽しさを伝えること。監督の教えを忘れることなく胸に刻んで歩いていきます。ずっと気にしていた東京五輪も、空の上でビールでも飲みながら見守っていて下さい。私のなかで(小出)監督は永遠です」
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