天皇陛下の表情 儀式終え雅子さま気遣われる様子も[2019/05/01 16:56]

 1日に新しい天皇陛下が即位し、国民の代表と初めて会う「即位後朝見の儀」に臨まれました。天皇陛下は「国民に寄り添いながら象徴としての責務を果たす」と誓いの言葉を述べられました。宮内庁前から報告です。

 (横地明子記者報告)
 (両陛下の表情からどんなことを感じ取れた?)
 祝賀の儀式が終わって退出される際に何度も雅子さまの方を振り返って気遣われていたようにも見えました。きょう一日、新しい天皇皇后として沿道の人たちに手を振りながら赤坂御所と皇居を往復された両陛下。陛下の表情が落ち着いていたこと、そして、雅子さまのお顔が本当に晴れやかな笑顔だったことが印象的でした。雅子さまは2004年に適応障害と発表され、窓を開けて手を振ることすらかなわなかった時期もあります。それだけに、今こうして車の窓を開けて沿道の人たちに笑顔で手を振って応えることができることを心からうれしく思われているようにも見えました。そして、着実に一歩一歩、積み重ねてこの日を迎えることができたことにも自信を持たれているようにも感じられました。

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