伝統装束を身にまとい…両陛下 即位後初の宮中祭祀[2019/05/08 10:33]

 天皇皇后両陛下が即位後、初めての宮中祭祀(さいし)に臨まれました。天皇陛下は初めて天皇の伝統装束を着て拝礼されました。

 8日午前9時ごろ、皇后さまは装束の準備などのため、儀式の1時間半前にお一人で赤坂御所を出て皇居に到着されました。約1時間後、陛下が即位にあたって受け継いだ剣と勾玉(まがたま)とともに皇居に入られました。8日の儀式は皇室の祖先や神々を祭る宮中三殿で、秋の即位の礼や大嘗祭(だいじょうさい)の日程を報告するもので、午前10時半ごろに皇族方や総理らが参列するなか、天皇の伝統装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を着た陛下は真剣な表情で拝礼されました。続いて皇后さまも「おすべらかし」と呼ばれる髪形に結い、伝統的な装束を着て拝礼されました。

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