春の交通安全運動 都内各地で高齢者に向けイベント[2019/05/12 23:20]

 春の全国交通安全運動に合わせて、高齢者に運転を指導するイベントが都内各地で開かれました。

 東京・目黒区の自動車学校では作家の今野敏さんが目黒警察署の一日警察署長を務め、交通安全を呼び掛けました。会場では高齢者が運転する車に指導員が乗車して運転方法を伝えたほか、交通事故の衝撃を体験できるコーナーも設けられました。また、東京・北区の王子小学校では交通安全運動の一環として輪投げ大会が開かれました。輪投げを通じて、高齢者に車の運転に大切な距離感覚や視力などが若いころと比べて衰えているのを認識してもらうことが目的だということです。警視庁によりますと、2018年度に都内で起きた交通事故の約2割は高齢者の運転によるもので、過去最多となっています。

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