スパコン「京」後継機は「富岳」に 世界最高水準へ[2019/05/24 10:01]

 理化学研究所は、8月に運用を終えるスーパーコンピューター「京」の後継機の名称が富士山の異名である「富岳」に決まったと発表しました。

 富岳は2021年ごろの運用開始に向けて、理研と富士通が開発を進めています。京の100倍以上となる世界最高水準の計算能力を達成する見通しということです。理研は23日の記者会見で、名称が富岳になった理由について、日本を象徴する富士山にちなみ、性能の高さや利用者の裾野の広がりをイメージして決めたと説明しました。名称は2月から4月に一般募集され、「垓(がい)」や「雅」など5000件以上の応募があったということです。

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