震度5弱…スロースリップと関連なし 気象庁が見解[2019/05/25 18:58]

 千葉県南部を震源とする最大震度5弱の地震で、気象庁は今後、1週間ほど同じ程度の規模の地震に注意するよう呼び掛けています。

 気象庁によりますと、25日午後3時20分ごろ、千葉県南部を震源とする地震があり、千葉県北東部の長南町で震度5弱を観測したほか、東京・中央区や千葉市、千葉県浦安市などでも震度4を観測しました。震源の深さは38キロで、地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定されています。気象庁は揺れの大きかった地域に対して今後、1週間ほど震度5弱程度の地震に注意を呼び掛けています。去年6月には千葉県東方沖などで活発な地震活動と関連するスロースリップという現象が発生し、約1カ月で震度1以上の地震を27回観測しました。今回の地震は震源の深さなどからスロースリップとの関連はないということです。

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