「チバニアン」がピンチ 反対する教授の主張は?[2019/05/27 18:44]

 「チバニアン」の誕生に暗雲が垂れ込めています。

 千葉県市原市で見つかった地層を新たな地質時代「チバニアン」と命名するため、研究チームが国際機関への申請手続きを進めてきました。しかし、ここにきて申請に反対する男性が地層が露出した土地を借り上げて協力を拒んでいます。
 反対派、茨城大学・楡井久名誉教授:「(申請の)邪魔になっているのではなくて、これを正すことによって良いことになるんですよ」
 かつて研究チームだった楡井名誉教授は、申請時に提出されたサンプルに別の場所のものが含まれていると主張しています。これに対し、研究グループは申請した段階で別の場所のサンプルは削除していると反論しています。市原市は現場の土地を地権者から買い取り、公有地にする予定でした。

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