プラごみ対策で政府が初の行動計画 その中身は…[2019/05/31 17:01]

 政府は来月に行われるG20を見据え、世界的な問題になっている海のプラスチックごみの削減に向けた行動計画を策定しました。

 安倍総理大臣:「関係大臣は本日、決定したアクションプランに基づき、新たな汚染を生み出さない世界を目指してしっかりと取り組んで下さい」
 日本からの流出量が年間2万トンから6万トンと推定されている海のプラスチックごみについて、環境大臣や経済産業大臣などの関係閣僚は31日、削減に向けた行動計画をまとめました。政府として海のプラスチックごみの対策をまとめるのは初めてで、来月のG20で議論を主導していく狙いがあります。行動計画では、漁業関係者が海で回収したごみについて国が補助金を出して無料で処理をしたり、ペットボトルの再利用のために自動販売機の横に専用リサイクルボックスを置いたりするということです。政府は行動計画を今後、3年ごとに見直し、必要に応じて対策を強化する方針です。

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