刑務所暴動など対応 「特別機動警備隊」に指揮官旗[2019/06/03 15:05]

 刑務所や拘置所で暴動が起きた時などに対応にあたる「特別機動警備隊」に法務大臣から指揮官旗が授与されました。

 「特別機動警備隊」は、東京拘置所を拠点に全国の刑務所や拘置所でテロや逃走事件などが発生した際、現地に派遣されて対応にあたります。警備隊は今年4月に発足していて、3日は隊長ら56人が法務省に集まり、山下法務大臣から指揮官旗が授与されました。
 特別機動警備隊・大内広道隊長:「不測の事態が本来あってはならないのですが、あった時に備えて日々訓練に切磋琢磨(せっさたくま)して備えていきたいと考えています」
 法務省は大規模な災害が起きた場合、刑務所の頑丈な施設を避難所などに活用することを想定していて、そうした場合には被災地の刑務所に警備隊を派遣することにしています。

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