学生ら集め宿泊“被災”体験 災害ボランティア育成[2019/06/16 06:23]

 大規模災害が起きた際に自らの意思で行動できる「ボランティア」を育成するため、東京・江東区で学生らを集めた宿泊体験が行われています。

 宿泊体験には都内の大学や専門学校から30人が参加しています。学生は最初に地震直後の町を再現した施設で、負傷者を救助しながら避難所に向かいました。その後、警視庁の特殊救助隊の隊員からネクタイと鉛筆を使った止血や毛布を担架にする方法などを学びました。
 東日本大震災で被災した鷺美月さん(20):「同じようなことが起きた時に対応できるように知識を得たいなと思って参加しました」
 体験は16日までで、警視庁などは災害時に自分の意思で行動できる「学生ボランティア」を増やしていきたいとしています。

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