東京港でヒアリが20匹以上見つかる 今年度初確認[2019/06/19 04:10]

 環境省は東京・江東区の青海ふ頭で強い毒を持つヒアリが20匹以上確認されたと発表しました。ヒアリが確認されたのは今年度初めてです。

 環境省によりますと、14日、東京港の青海ふ頭にあるコンテナ集積所の入り口付近にわらの固まりが落ちていました。男性作業員がそのわらの固まりをつかんで運ぼうとした際、手をヒアリに刺されたということです。男性に健康被害はありません。わらに付着していたヒアリは20匹から30匹ほど発見され、殺虫剤などでその場で処理されたということです。ヒアリは暖かくなる春ごろから活動が活発になるとされ、今年度に入って確認されたのは初めてです。環境省や東京都は発見場所の周辺でヒアリが定着したり繁殖していないか、引き続き調査を続けるとしています。

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