国民年金保険料の納付率68% 7年連続で前年上回る[2019/06/27 15:57]

 国民年金の保険料の納付率が7年連続で上昇し、昨年度は68%だったことが厚生労働省の調査で分かりました。

 厚労省によりますと、自営業の人などが対象の国民年金の加入者は3月末までに1471万人で前の年よりも34万人減少しました。昨年度の保険料の納付率は7年連続で上昇して68%だった一方、免除や猶予の人たちを除く未納者の数は加入者の約1割を占めて138万人となっています。都道府県別に見ると、納付率が高かったのは島根、富山、新潟で、低かったのは沖縄、大阪、東京でした。厚労省は、コンビニ店やクレジットカードによる支払いなど保険料を納めやすい環境整備や電話や文書で支払いを促すなどの対策が納付率の上昇につながったとしています。

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