ごみ収集作業員「詐欺防止」高齢者に呼びかけ[2019/06/28 10:13]

 特殊詐欺の被害を防ぐため、東京・杉並区では地域のごみを収集する作業員が高齢者に注意を呼び掛ける取り組みが始まりました。

 この取り組みは「特殊詐欺『一掃』大作戦」と名付けられ、ごみ収集車が杉並区内を巡回する際に作業員が一人暮らしの高齢者などに対して被害に遭わないよう声を掛けます。杉並区の清掃事務所が1人でごみを出すことが難しい高齢者の住宅を個別に訪ねてごみを集めていることから、警視庁高井戸署など区内の3つの警察署が依頼しました。警視庁によりますと、杉並区では今年に入って特殊詐欺の被害が69件確認されていて、被害額は1億8000万円に上っています。

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