カーダシアンさんのKimono騒動 経産大臣らも苦言[2019/07/02 09:13]

 先月25日、アメリカの有名タレントが立ち上げたブランドで取り扱いが予定されている補正下着の名前は「Kimono」。日本の文化である「着物」が下着のブランド名となったことに対して、日本以外の国からも「日本文化を侮辱している」などと批判の声が寄せられている。ブランドを立ち上げたタレントは名前を変える意思はなく、予定通り販売する方針だ。この騒動を巡って日本の政治家も異論を唱え始め、騒動が収束する気配はない。

 アメリカの女優、モデルで若者に絶大な人気を誇り、セレブとしても知られるキム・カーダシアンさんが補正下着ブランドを立ち上げ、「Kimono」という名で商標登録の手続きを行った問題。一部から「文化の盗用」との批判が上がっていたが、日本からは次々と抗議の声が上がっている。
 門川大作京都市長:「私たちは『KIMONO』『きもの』『着物』の名称は、きものやきもの文化を愛するすべての人々共有の財産であり、私的に独占すべきものではないと考えます」
 こう話すのは、着物姿で公務を行うことで知られる京都市の門川市長。先月28日付でカーダシアンさんに対し、きもの、きもの文化について理解してもらい「Kimono」の名を商標登録することをやめるよう求める書簡を送ると公表した。
 また、門川市長はきもの文化をユネスコ無形文化遺産への登録を目指す取り組みも進めていて、「Kimono」の使用を考え直すようお願いした。さらに、世耕弘成経済産業大臣はSNS上で国民から商標登録を止めるようお願いされ…。
 世耕弘成経済産業大臣:「着物は日本が世界に誇る文化です。しっかりと審査してくれるよう、アメリカ特許商標庁にも話をしたいと思います」
 G20の初日の朝、世耕大臣は重要な一日にもかかわらず、この問題について答えた。一方で、カーダシアンさんは「Kimono」と名付けた理由を説明していない。

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