手足口病“警報レベル”超え 全国的に流行拡大[2019/07/02 19:07]

 手足口病の流行が全国に拡大し、警報レベルを超えました。

 乳幼児を中心に手足や口に発疹ができる感染症「手足口病」は、脳炎など重い症状を引き起こすことがあります。国立感染症研究所によりますと、先月23日までの1週間に全国3000の医療機関で報告された患者数は約1万6400人で、1医療機関あたり5.18人となり警報レベルを超えました。この時期としては過去10年間で最も多くなっていて、特に福岡県や大阪府など西日本を中心に感染が広がっています。厚生労働省は手洗いやうがいなどの予防を呼び掛けています。

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