若者向け自殺対策 SNS相談、1年で2万2700件超[2019/07/16 12:19]

 若者向けの自殺対策として始まったSNSの窓口に、去年1年間で2万2700件余りの相談が寄せられていたことが厚生労働省の調査で分かりました。

 厚労省によりますと、去年、自殺した人は2万840人で9年連続で減りました。一方、未成年の自殺者数は横ばいの状況が20年ほど続いています。厚労省は去年から若者の自殺対策としてLINEなどのSNSを使った相談を受け付けていて、10代を中心に1年で2万2700件余りの相談が寄せられました。相談者の9割が女性で、精神面の不調のほか、家庭や学校に関する相談が多かったということです。

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