「手足口病」1週間で患者3万人超 流行拡大止まらず[2019/07/16 15:27]

 手や足、口の中に発疹ができる「手足口病」の1週間の患者の報告数が今シーズン初めて3万人を超えました。全国的に流行が拡大しています。

 乳幼児を中心に手足や口に発疹ができる感染症「手足口病」は、脳炎など重い症状を引き起こすことがあります。国立感染症研究所によりますと、7日までの1週間に全国3000の医療機関で報告された患者数は約3万1000人で、今シーズン初めて3万人を超えました。1医療機関あたりの患者数は9.79人で警報レベルをすでに超えていて、全国的に流行が拡大しています。都道府県別にみると、福井が31人と最も多く、石川で26人、三重で17人と続いています。厚生労働省は手洗いやうがいなどで予防するよう呼び掛けています。

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