芥川賞に今村夏子さん「むらさきのスカートの女」[2019/07/17 18:25]

 第161回芥川賞が発表され、今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」が選ばれました。

 芥川賞に決まったむらさきのスカートの女は、主人公が近所に住む紫のスカートをはいている女性が気になり、自分の職場で働くよう仕向けて観察を続けるという人間の執着心を描いた物語です。作者の今村さんは広島市生まれの39歳。2011年に「こちらあみ子」で三島由紀夫賞を受賞して注目されていました。芥川賞候補に3度目のノミネートで受賞となりました。

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