強い毒を…横浜港のコンテナの中からヒアリ1200匹超[2019/07/18 19:24]

 横浜市は、横浜港の山下ふ頭に運ばれたコンテナの中から強い毒を持つヒアリが1200匹以上、確認されたと発表しました。ヒアリが発見されたのは今年度3例目です。

 環境省などによりますと、16日に横浜港の山下ふ頭に運ばれたコンテナの荷下ろしをしていた作業員がヒアリを発見しました。その後、調査をしたところ、コンテナの中から1000匹以上の働きアリと200個以上のサナギと卵が見つかりました。女王アリは見つかっていません。ヒアリにかまれるなどの被害はないということです。コンテナは8日に中国・アモイから東京港を経由して12日に横浜港に陸揚げされていました。ヒアリは暖かくなる春ごろから活動が活発になるとされていて、全国で確認されたのは今年度ではこれが3例目です。環境省はヒアリがいても手で触れたりせず、自治体や環境省の事務所に通報するよう呼び掛けています。

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