交通事故の死亡者減少 歩行者や自転車に目立つ違反[2019/07/22 19:35]

 今年上半期の交通事故死亡者数は過去最少の1418人でしたが、死亡した歩行者や自転車運転者の多くが法令違反をしていたことが分かりました。

 警察庁によりますと、今年上半期の交通事故死亡者数は1418人で、1956年以降、過去最少だった去年の1603人より185人減少しました。一方で、歩行中に交通事故で死亡した484人のうち6割を超える300人が横断歩道以外の場所を渡るなどの法令違反をしていて、自転車に乗った人が死亡した事故では8割近くが片手運転や信号無視などの法令違反をしていました。また、75歳以上の高齢運転者の運転する自動車による死亡事故149件のうち3割以上がハンドル操作のミスやブレーキとアクセルの踏み間違いなどによるものでした。

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