20年続く日韓水産セミナー 日韓関係の悪化受け延期[2019/07/24 07:19]

 鳥取県と韓国の江原道(カンウォンドウ)との間で過去20年間続いてきた水産資源に関するセミナーが日韓関係の悪化を受けて延期されることになりました。

 延期が決まったのは、鳥取県と韓国の江原道が日韓の友好と水産資源の利用について意見を交換するために1997年から毎年開催されている「日韓水産セミナー」です。鳥取県によりますと、23日に韓国の江原道から日韓関係悪化を理由に開催を無期限延期し、関係が正常化した際に再開の協議をしたいという趣旨の書簡が届きました。
 鳥取県水産課・平野誠師課長:「特に今回が第20回の記念すべき会ということもありましたし、非常に残念だなというのが素直な気持ちです」
 日韓水産セミナーは1998年、2005年、2006年に日韓関係の悪化を理由に開催が延期されたことがあります。

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