「手足口病」の流行拡大 1週間で患者約3万8000人[2019/07/30 15:11]

 手や足、口の中に発疹ができる「手足口病」の1週間の患者の報告数が約3万8000人に上り、全国的に流行が拡大しています。

 乳幼児を中心に手足や口に発疹ができる感染症「手足口病」は、脳炎など重い症状を引き起こすことがあります。国立感染症研究所によりますと、21日までの1週間に全国3000の医療機関から報告された患者数は約3万8000人でした。1医療機関あたりの患者数は12.01人で警報レベルを大幅に超えていて、全国的に流行が拡大しています。手足口病はワクチンや治療薬がないため、厚生労働省はこまめな手洗いやうがいをするなどして予防するよう呼び掛けています。

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