東京五輪 入国管理は風疹など免疫がある職員限定に[2019/08/02 00:48]

 国は来年の東京オリンピック・パラリンピック期間中の感染症対策について、入国管理業務にあたる国家公務員を風疹とはしかの免疫がある職員に限定することなどを決めました。

 来年の東京大会では海外から大勢の人が日本を訪れることが予想されていることから、国は1日の会議で感染症を防ぐ計画案を決めました。計画案では入国管理業務など大勢の人と接する国家公務員について、風疹とはしかの免疫検査をして免疫がなければワクチン接種を求めます。そのうえで、免疫があることを確認できた人だけが業務に就くということです。国内では今年の風疹患者数がすでに2000人を超えていて、国はこうした対策を取ることで大会期間中の感染拡大を防ぐ考えです。また、大会に関わる都の職員や組織委員会のスタッフ、民間人についてもワクチン接種などを推奨するということです。

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