年金運用 第1四半期2569億円黒字 海外株式好調で[2019/08/02 22:28]

 公的年金の積み立て金の運用が、今年度の第1四半期は2569億円の黒字だったことが分かりました。

 国民年金や厚生年金の積み立て金を株式や国債で運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)によりますと、4月から6月の第1四半期の収益は2569億円で、2期連続の黒字となりました。国内の株式では9000億円近くの赤字を出したものの、海外の株式などの運用が好調だったため、この3カ月間の収益率は0.16%のプラスになったということです。利子と配当の収入は1兆1041億円でした。運用を開始した2001年以降でみると、累積の収益は66兆777億円の黒字です。

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