こども霞が関見学デー 各省庁 あの手この手で…[2019/08/07 12:04]

 夏休みの子どもたちに日頃、縁が薄い国の政策について理解してもらう「こども霞が関見学デー」が7日に行われ、各省庁が関心を集めようとあの手この手でイベントを開いています。

 厚生労働省では妊婦を体験できるコーナーで、子どもたちは4.2キロある専用のジャケットを着て掃除機を掛けたり床に落ちた文房具を拾ったりしました。さらに、赤ちゃんの人形を抱いたりお風呂に入れたりする体験もしました。
 参加者:「おなかに赤ちゃんがいるのはすごく大変で重かったから、ママに感謝したいと思いました」
 また、薬の働きを知ってもらおうと、化学実験のコーナーでは白衣を着た子どもたちが試験管などを使って、粉にしたムラサキイモに胃薬などを混ぜて色の変化を確かめる実験に取り組みました。
 一方、総務省ではバーチャルリアリティーの技術を使った災害疑似体験が行われています。消防庁のコーナーに参加した子どもたちは専用のゴーグルを着け、地震や火災などの災害を疑似体験しました。さらに、煙の中を通り抜けたり消防服を着てホースで水をまくなど、消防士の体験もできます。また、訓練用の人形を使った心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使い方など、救急隊員の仕事も学んでいました。

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