今年も520のろうそくを灯し…墜落事故34年の鎮魂[2019/08/12 19:29]

 日航ジャンボ機墜落事故から12日で34年です。追悼慰霊式では、墜落の時刻の午後6時56分に合わせて遺族らが黙祷(もくとう)を捧げました。

 追悼慰霊式は午後6時から始まり、犠牲者と同じ520人分のろうそくに火がともされました。墜落の時刻に合わせて黙祷も捧げられました。これに先立ち、12日は約280人の遺族が墜落現場の「御巣鷹の尾根」に登りました。遺族の1人は「34年が経ち、草木が茂り、怖かった山が優しくなった」「御巣鷹を優しさと命の大切さを伝える象徴として引き継いでほしい」と語っています。遺族の高齢化も進んでいます。そして、慰霊のために山へ登ることも年々きつくなるという声も聞かれるのが現実です。今も飛行機は飛んでいます。空の安全を徹底してほしいです。

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