台風10号 広範囲で大雨・暴風…交通機関に影響大[2019/08/13 19:44]

 気象庁は13日午後2時から緊急会見を開き、台風10号への備えを呼び掛けています。気象予報士・今村さんの解説です。

 今回、大きいということもあって全国的に西日本から北日本まで大きな影響を与える台風ということになりそうです。超大型ですので、すでに強風域が九州や四国に掛かってきています。今後、西日本を直撃するのが15日ということになりそうです。午後3時前後でこの瀬戸内海方面に中心付近が通れば、あるということになるんですが。15日の午前中にも四国・九州方面に上陸するという恐れがあります。特徴としては大きいうえに強い、さらに移動速度が遅いということになりますので長時間、雨や風が強い状況が続くということになりそうです。記録的な雨や風が予想されます。
 しかも、このコースでもう一つ注意が必要なのが瀬戸内海の高潮です。ちょうど瀬戸内海上空を通過する恐れが出てきています。15日というのは満月で大潮の時期にあたりますのでさらに潮位が高いです。ですから、沿岸部では浸水被害というのも警戒が必要になりますね。
 さらに、その後のコースを見ますと、16日に日本海上を通過して17日には北海道に近付くというふうに本当に全国的に影響する台風ということになりそうです。台風から関東方面、離れているように見えるんですけど、雲の幅がありますので関東方面でも急に天気が荒れたりということが十分に考えられますので油断できません。
 今、雲は九州に掛かっていますし、後ろにある雲が消えるまで、離れていくまでが台風の影響を受けることになりそうです。今回、15日がUターンラッシュのピークになるんですが、その日に大荒れのピークとなるのが西日本で交通機関など大きく乱れそうです。
 そこで、どういう影響が出るのかどこに影響が出るのかまとめてみました。まず、雨風の警戒時間帯をまとめてみると、四国・九州では14日の午後からでそして15日にはその他の西日本、そして関東方面まで警戒時間帯に入ってきて、この辺が一番交通機関も乱れそうですね。どういうところで乱れるのかというと、やはり直撃が予想される九州・四国・中国地方方面ですね。空の便だと宮崎空港、大分空港とか広島空港などでも欠航が相次ぐような状況だと思いますし、九州道・松山道などでも通行止め、山陽新幹線などでも影響がありそうです。
 この辺り、今回、記録的な雨や風が予想されていまして、予想雨量を見ると驚いてしまうんですが、1000ミリ以上という予想が出ていて、その他、九州・近畿などでも600ミリです。そうなると、大規模な水害の恐れもありますので道路が寸断されて通行止めということは本当に考えられることです。その後、近畿方面に行っても関西空港、伊丹空港など影響があると思います。さらに、大型ですので東海方面、中部空港などでも影響が出そうですし、東名高速も海沿いを走る区間では高波の影響で通行止めということも考えられますね。15日に移動すると予定している人もいると思うのですが、本当に早めにするか事前の対策を考えないと対応できなくなりそうです。
 新幹線に関する情報なんですが、JR西日本によりますと、台風10号が西日本に接近・上陸する恐れがあります。15日に山陽新幹線の新大阪−博多間を終日、運休する可能性があるということです。詳しい運行情報は14日の午前11時までにJR西日本のホームページなどで発表するということなんですが、山陽新幹線が止まるということは西につながる九州新幹線、それから東につながる東海道新幹線全部が影響受けると考えた方がいいと思います。交通網は空も海も陸、そして道路も大変影響が出ると考えられますので、十分に情報などを取って行動して下さい。