相次ぐあおり運転で“対策官”新設を要求へ 警察庁[2019/08/29 19:03]

 相次ぐあおり運転を受け、警察庁は危険運転行為の捜査指導をする役職の新設を要求する方針を固めました。

 警察庁はおととしの東名高速あおり運転死傷事故などを受け、来年度の組織改正要求で悪質な運転者対策を行う「危険運転対策官」の役職を要求します。危険運転対策官は、あおり運転にどの法律を適用できるのかを含めて都道府県警察に危険運転行為の捜査指導などを行います。現在、あおり運転そのものを取り締まる法律はなく、先日の常磐道のあおり運転などを受け、警察庁は道路交通法の罰則強化をするとともに新たな法整備についても必要に応じて検討する方針です。

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