大規模停電・断水続く 災害拠点病院に想定外の影響[2019/09/10 17:32]

 関東地方を直撃した台風15号の影響で現在も約58万軒で停電、多くの場所で断水も続いています。そのなかには災害発生時に対応する災害拠点病院もあり、危機的な状況に陥っていました。現在も断水が続いている千葉県東金市の病院「東千葉メディカルセンター」から報告です。

 (桝田沙也香アナウンサー報告)
 災害拠点病院の中を見てみると電気もついていて通常通り診療が行われているように見えますが、実は電気というのは3日から5日ほど賄うことができる非常用電源です。中には働いている人も見えますが、今回の台風の影響で被害に遭って来られない看護師の人も多く、人材もギリギリの状況だということです。そんななかでも、災害拠点病院なので10日も救急搬送の数が多かったそうです。駐車場を見てみると救急車が止まっていますが、10日も熱中症患者を含む通常の倍以上の救急搬送があったということです。ただ、そんななかでも病院の人が一番想定外だったと言っていたのが水の問題です。貯水タンクがありますが、10日朝の段階で通常の半分以下にまで水の量が減ってしまっていたそうです。というのは、停電の影響で浄水場自体がもう水を作れなくなってしまっている状態だということです。この対応として自衛隊が朝6時から1時間に10トンほど水の供給に来ています。病院側が1時間に使用する量は8トンなので、使用した分だけ供給されているという状況です。この給水活動というのは11日も朝から行うということです。

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