東京五輪カヌー会場で“人工雪” 暑さ防げるか実験[2019/09/13 12:14]

 暑さ対策が課題の来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、カヌーのテスト大会の競技場で人工の雪を降らせて暑さをしのぐ実験が行われました。

 東京湾に造られた「海の森水上競技場」で行われた実験では、屋根がない観客席に人工の雪を降らせて暑さをしのげるかどうか確認しました。実験では5分間で約300キロの氷を砕いてまきましたが、始める前と後の気温などは変わらなかったということです。大会組織委員会の担当者は「空気全体を冷やすものではなく、直接、触れることで清涼感を感じてもらいたい」と話していました。

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