「通電火災」防ぐには?原因と対策を知っておこう[2019/09/16 18:36]

 大規模停電の発生から1週間が経過しているのにもかかわらず、いまだに被害の全容が分かっていません。千葉県内では14日と15日に「通電火災」とみられる火災が相次いでいます。

 どういった時に通電火災が発生するのかというと、「停電した住宅で倒れたままの照明器具などに電気が通り、熱を帯びて燃えやすいものに火が付いてしまう」。また、「電化製品のコードが断線している状態で電気が通り、火花が散るなどして発火してしまう」などの原因が考えられます。台風や地震等で被災した時、この通電火災を防ぐための注意点を市民防災研究所・細川顕司特別研究員に聞きました。
 まず「自然災害などで停電が起きた場合には電気のブレーカーを必ず落として下さい」。そして「停電から復旧した際はブレーカーを上げる前に電化製品などのコードが断線していないかをしっかりチェックしてから電気をつけるようにして下さい」と話しています。

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