シベリア抑留600人遺骨 「日本人ではない可能性」[2019/09/20 06:16]

 終戦後にシベリアに抑留されて死亡した日本人のものとしてロシアから持ち帰った約600人の遺骨が「日本人のものでない可能性がある」と厚生労働省が発表しました。

 厚労省は1999年から2014年の間に戦没者の遺骨収集事業で、終戦後にシベリアに抑留されて死亡した日本兵の遺骨約650人分を国内に持ち帰りました。当時は骨の形などから日本人と判断していたということです。去年、専門家の指摘を受けて16人分の遺骨のDNA鑑定をしたところ、日本人でないことが分かりました。残る遺骨についても約600人分が日本人でない可能性があるということです。

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