沖縄オスプレイ不時着事故　機長を書類送検

　2016年に沖縄県名護市沖でアメリカ海兵隊のオスプレイが海上に不時着した事故で、海上保安庁は危険な操縦でオスプレイを墜落させたとして機長を書類送検しました。

　2016年12月、名護市沖でアメリカ海兵隊のオスプレイが海上に不時着し、アメリカ軍の乗組員2人がけがをしました。海上保安庁は、オスプレイを操縦していた機長が何らかの理由で注意義務を怠って航空に危険を及ぼす行為があったとして機長を那覇地検に書類送検しました。当時、オスプレイは空中での給油訓練中に機体が給油装置に接触して墜落したということです。日米地位協定では公務中の事故の場合、アメリカ軍が裁判権を行使するか判断することになっていて、那覇地検はこれを受けて起訴するか判断することになります。