大韓機パンク事故 腐食防止剤塗らずに車軸が破損[2019/09/26 15:14]

 去年6月、成田空港に着陸した大韓航空機のタイヤがパンクしたトラブルで、国の運輸安全委員会は車軸に腐食防止剤を塗らなかったことなどで車軸にひびが入って折れたことが原因と結論付けました。

 去年6月、成田空港に到着した大韓航空の旅客機でタイヤの車軸が折れてタイヤがパンクし、滑走路で約2時間立ち往生しました。運輸安全委員会の報告書によりますと、2009年に大掛かりな機体整備をした際に車軸に腐食防止剤を塗らなかったことなどで車軸にひびが入って折れたということです。2009年には腐食防止剤を塗る整備マニュアルがなかったことから、製造元のボーイング社はマニュアルを改訂し、この事故の後から改訂前に整備した機体の車軸を交換するなどの再発防止策を取りました。

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