松井市長 関電役員解任求め臨時株主総会の提案検討[2019/10/04 06:20]

 関西電力の金品受け取り問題で、筆頭株主である大阪市の松井市長は役員らの解任を求めるため臨時株主総会の開催提案などを検討していると明らかにしました。

 関電の役員らによる金品受け取り問題を巡って、3日の大阪市議会では議員らから厳しい指摘が相次ぎました。
 公明党・明石直樹大阪市議:「市民、国民を欺く行為。許せるものではない」
 自民党・川嶋広稔大阪市議:「経営陣に対する責任をしっかり追及してほしい」
 松井市長は筆頭株主として役員らの解任を求めるため、臨時株主総会の開催提案も考えていると改めて表明。また、関電が新たに設置する第三者委員会のメンバーに元市長の橋下徹氏を推薦する可能性を問われると、「知事、市長を経験し、弁護士で企業のコンプライアンスも専門的に取り扱っている橋下さんは有力な候補だ」と述べました。大阪市は第三者委員会の人選を関電のみに委ねていては透明性のある調査ができないとして、市が推薦するメンバーを加えるよう要請しています。

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