災害が起きた時に避難を呼び掛ける音声を伝えられない人のために避難情報を文字にしてスマートフォンに送る実験が行われました。
実験は東京オリンピック・パラリンピックを前に、マウンテンバイクのテスト大会が開かれた静岡県伊豆市の会場で行われました。東京大会では災害が起きた時、外国人や耳の不自由な人に避難を呼び掛ける声が届かない恐れがあります。実験では災害を伝える音声が専用のアプリが入ったスマートフォンに日本語、英語、スペイン語で表示され、観客はそれを見て避難する訓練をしました。訓練を主催した総務省は、東京大会で災害情報を広く伝える手段として期待しています。
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