箱根山の警戒レベル引き下げ 活発化以前に戻る[2019/10/07 12:14]

 気象庁は、神奈川県にある箱根山の噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から約5カ月ぶりに「1」に引き下げました。

 気象庁によりますと、このところの箱根山の火山性地震は地震活動が活発化した5月の前の状態になっているということです。また、山の膨張を示す観測データの動きも8月下旬から鈍くなっています。こうしたことを受けて気象庁は噴火の恐れは小さくなったと判断し、7日午前10時に噴火警戒レベルを「火口周辺規制」の2から「活火山であることに留意」の1に引き下げました。1になるのは5月以来、約5カ月ぶりです。神奈川県箱根町は大涌谷周辺の立ち入り規制の解除については、今後、県などと協議して判断するとしています。

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