“今年最強”台風接近中 不安に備える3つの満タン[2019/10/08 20:17]

 週末に向けて近付いてくる今年最強の台風19号への備え、そして、何が一体起きるのか。気象予報士の今村涼子さんの解説です。

 台風19号の特徴ですが、とにかく威力が強いということがいえるわけなんです。それが雲画像にも表れていまして、台風の雲というのは形が整っているほど勢力が強く危険な台風ということが多いんですけれども、今回もほぼ左右対称に整った円形の形をしているんです。8日午後、猛烈な勢力で大型となっています。
 これが今後、どのように進むかなんですが、北上を続けまして、12日の午後、円内のどこかに進む予想でして、その後に13日にかけて北東方向に向いてくるという形になりそうで、早ければ12日中に西日本から東海、関東のどこかに上陸という恐れも十分に出てきています。まだ、広い範囲で絞り切れてはいないんですけど。
 今回、問題なのが接近時の強さなんです。そこで今回と似た台風、過去のもので見てみますと、まずは先月、千葉に大きな被害を出した台風15号。そして、去年、関西を直撃した台風21号があります。台風というのは気圧の数字が低いほど強い台風となるんですが、19号の今回、接近時の予想が940ヘクトパスカル台の可能性があります。15号よりも強いという恐れが出てきているんです。
 そうなると、当然、この2つの台風よりも強い風が吹き荒れて、この2つの台風で被害が長引いたのがやはり大停電でした。全面復旧するまでに2週間以上もかかったわけなんですが、今回もこれレベルの大規模停電が直撃される地域では起こり得るということがいえるわけなんです。
 そこで、台風が来るまであと9日、10日、11日と3日あるわけなんですが、その間に何をすればいいのか。千葉県で被害を受けた人や自治体の人などに伺いました。
 3つの満タン。まず1つ目、何を満タンにしておけばいいかというと、お風呂に水を満タンにしておいて下さい。というのは、停電が原因で断水することもあるわけで、トイレ用の水などを確保しておく必要があるんです。浴槽は大体200リットル前後入りますので、数日分の水は補えるということになります。
 そして、2つ目の満タンは何かといいますと、スマホなど携帯電話、そして、予備バッテリーです。やはり、緊急時に連絡が取れないというのは一番不安なことですので、この3日間のうち、できるだけ持ってる予備バッテリー全部、充電を満タンにしておくことが大切です。
 3つ目。最後の1つは車のガソリンです。交通機関がストップして遠くの街まで買い出しに行く必要が出てくる場合もありますので、ガソリンを満タンにしておいて車から携帯電話の充電もできることがありますので、そういったことにも役立つんです。ぜひ、あと3日のうちにこの3つの満タンをしておいて頂きたいと思います。