震災遺構 津波火災の爪痕残る 旧門脇小学校公開[2019/10/10 08:08]

 東日本大震災で被災し、震災遺構として保存される宮城県石巻市の旧門脇小学校で工事が始まるのを前に内部が公開されました。

 石巻市の旧門脇小学校は津波と火災で全壊しましたが、校舎内にいた児童らは裏山に避難して無事でした。市は2016年に校舎の両側は解体し、中央部分だけを保存することを決めました。教室や廊下は焼けていて、津波だけではなく、火災の恐ろしさも伝えています。2021年夏ごろの一般公開を目指し、事業費約12億円をかけて整備を進めることにしていて、来月上旬から工事が始まります。

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