台風19号の接近に備え、1カ月前の台風15号で大きな被害が出た千葉県では浸水などに備えて準備が始まっています。一方、JRは、首都圏の在来線や新幹線などは大規模な計画運休を検討しています。
千葉県市川市では市内の26カ所の公園に土嚢(どのう)ステーションが設けられました。10日朝から、住民らは自宅に土嚢を運んで家屋の浸水被害などに備えています。
住民:「(土嚢があると知り)急きょ、来ました。かなり心配してます。家族全員が」
千葉県は台風15号の通過後、被害の全容把握が遅れたことを教訓に衛星電話を持った職員を県内すべての54市町村に派遣することにしています。
一方、JR東日本は12日の始発から13日にかけて、首都圏の在来線や新幹線で大規模な計画運休を検討しています。台風の進路などを見極め、11日午前10時半ごろに発表される見通しです。
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