豊洲市場開場から1年 取扱量が築地の頃より減少[2019/10/11 12:04]

 東京都の豊洲市場が開場から1年を迎えました。都の担当者らは最新の設備で水産物などの鮮度が上がったとしていますが、取扱量は築地時代よりも減少しています。

 豊洲市場では仲卸売り場の室温が常に19度から25度に保たれていて、衛生管理も徹底されています。一方、一日あたりの水産物の取扱量は都が当初、想定していた2300トンの約6割にとどまり、築地時代から続く減少に歯止めがかけられていません。
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 国内の取り扱いが減っていることから今後、品質管理や鮮度の高さをアピールして海外への輸出を増やしたいとする業者もいます。

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