海洋プラごみ巡る国際会議 中国などの欠席で課題も[2019/10/11 18:26]

 海洋プラスチック問題の対策について話し合う国際会議が東京都内で開かれ、各国の取り組みの状況をまとめた報告書が初めて策定されました。

 小泉環境大臣:「各国が互いに学びあい、対策を高めあうスタートを切れた意義は非常に大きいと思う」
 9日からの会議では、6月のG20大阪サミットで掲げられた2050年までにプラスチックごみによる新たな汚染をゼロにするという目標の達成に向けて各国の取り組みなどが話し合われました。一部の国から使い捨てプラスチックの使用を条例で禁止するなど意欲的な政策の報告があった一方で、最大の排出国とされる中国のほか、インドやメキシコが欠席するなど連携の広がりに課題も残りました。会議は11日までの予定でしたが、台風19号のため予定を一日短縮して10日に閉会しました。

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