決壊した宮城・吉田川 依然流入続き広範囲に冠水[2019/10/13 17:14]

 各地で大きな被害を出した台風19号。少なくとも21人が死亡、そして20人が行方不明になっています。堤防が決壊し、いまだ氾濫が続く宮城県大郷町の吉田川から報告です。


 (渕井亮太アナウンサー報告)
 国土交通省によりますと、吉田川では13日午前7時50分ごろ、約100メートルにわたって決壊し、相当な量の水、濁流が住宅地に流れ込みました。午後1時ごろと比べても現在の水かさはあまり変わっていません。そして、川岸の家にはがれきが流れ込んでいます。濁った水は依然、住宅地にとどまったままです。
 また、13日正午ごろから決壊した箇所に重機を使って土嚢(どのう)とコンクリートブロックを投入していますが、水の流入が続いていて、復旧のめどは立っていません。
 また、決壊した部分は住民から「堤防が低くなっている」という指摘があり、9月に土嚢を積んで補強していた箇所だということです。大郷町役場によりますと、浸水被害を受けたのは約140世帯470人とみられます。最大で25人ほどが住宅に取り残されていましたが、午後4時10分に全員が救助されました。
 また、町では12日午後2時半に町内3カ所に避難所を開設していて、浸水した住民の多くが12日の夜のうちに避難していましたが、なかには一度、自宅へ戻って取り残されてしまった住民もいたということです。