各地で河川の氾濫相次ぐ 夜通し作業続け復旧目指す[2019/10/14 06:07]

 台風19号の影響で各地で河川の氾濫が相次ぎました。堤防が決壊した長野県の千曲川では夜通しの排水作業が続いています。

 千曲川は長野市穂保地区で堤防が決壊したほか、11カ所で川の水があふれ出しました。住宅などに浸水被害が出ていますが、県は詳しい被害状況を把握できていません。千曲川河川事務所は排水ポンプ車を当初予定していた6台から約30台に増強して夜通し作業を続けていて、14日早朝をめどに排水を完了させたいとしています。決壊した堤防の復旧工事は27日の完了を目指して作業を進めるということです。また、長野県東御市では千曲川に架かる橋近くの道路が陥没して3台の車が転落し、このうちの1台に乗っていた3人の行方が分かっていません。宮城県大郷町の吉田川では堤防が100メートルにわたって決壊し、川の水が住宅地に流れ込みました。大郷町役場によりますと、約140世帯470人が浸水被害を受けました。国土交通省は堤防の復旧工事を始め、27日には終える予定です。一方、福島県では阿武隈川が一部で決壊しているため川の水位が下がれば、14日にも福島河川国道事務所の職員がのり面の崩れ方や堤防から水があふれた場所がないかなどを調査するということです。