堤防決壊は19河川・29カ所 全国7県…最多は栃木[2019/10/14 11:59]

 台風19号の影響で川の堤防が決壊したのは、全国7県の19河川で29カ所に上ることが分かりました。

 国土交通省によりますと、堤防の決壊が確認されたのは宮城県、福島県、新潟県、長野県、埼玉県、茨城県、栃木県の7県です。最も多いのは栃木県で、秋山川、粟野川、荒川など8河川が決壊しました。茨城県では7河川、埼玉県で6河川、宮城県で3河川。新潟県、福島県、長野県でそれぞれ1河川の決壊が確認されました。また、堤防から川の水があふれる「越水」は全国で少なくとも100以上の河川で起こったことも分かりました。まだすべての河川の確認が済んでいないため、さらに決壊の数が増える可能性もあります。

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